細胞移植による画期的な脱毛症の治療が確立

「脱毛症」の症状に悩んだ経験はありますか?
脱毛症を発症しやすい人の特徴には、ストレスを溜め込み易い方、ストレスを解消することが苦手な方、親族に脱毛症を発症している人がいる方、などが挙げられます。

近年、日本の大学において、毛髪の成長に関係する細胞を頭髪が薄くなった箇所に移植し、脱毛症の治療を目指す研究が始められています。
この研究では、主に脱毛症の中でも発症率が高い「壮年性脱毛症」を対象に調査や実験を行っています。
壮年性脱毛症とは、「男性型脱毛症」とも言われており、男性ホルモンの作用によって毛質が弱くなり、短くなったり、細くなったりします。

この研究では、被験者の後頭部から健康的な毛髪が含まれている2〜3ミリ程度の頭皮を採取し、「毛球部毛根鞘細胞」と呼ばれる発毛を促進させる細胞を取り出し、数ヶ月の時間をかけて培養した後、被験者の毛髪が薄くなっている箇所に注射器を使って移植します。

このような頭皮の中にある細胞を利用した治療法が確立され、少しずつでも脱毛症の悩みやストレスが解消されていけば良いと思います。